Tabelau におけるパレート図の作り方とパレートの法則
「ビジネスにおいて売上の8割は全体の2割の顧客で占められている」というパレートの法則に因んで名付けられたパレート図の作り方を動画で紹介します。
パレート図とは
質的データの度数分布を元に、度数を表す棒グラフと累積相対度数を示す折れ線グラフを合わせて表示したグラフをパレート図といいます。
典型的なパレート図は、左側に度数やコスト、測定単位を表し、右側は全体に対する累積構成比を表示させます。
チャートの利用目的は、要因の中から重要な要素を浮き彫りにすること。当コンテンツのデモでは、Tableauのサンプルデータ:世界指標を用い、世界のCO2排出量の80%を占める国を可視化したいと思います。
【動画】Tableauでのパレート図の作り方
サンプルデータ:世界指標
命題:全世界のCO2排出量80%を占める国々を表示するパレート図を作る
パレートの法則は、経済において全体の数値の大部分は、全体を構成する一部の要素が生み出ししているとした、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した法則。80:20の法則などでよく知られていますね。
現代では経済以外にも、マーケティングでも利用されている法則です。
パレートの法則が用いられる事象
- 売上の8割は2割の顧客または製品で占められている。
- 売上の8割は2割の従業員で占められている
- 仕事の成果の8割は、費やした時間の2割で生み出している
この法則を利用し、アウトサイドセールス、インサイドセールスを実施する顧客の選択であったり、ロングテール商品の洗い出しを行うなど、様々なシーンで活用できます。