データブレンドとは
データブレンドは、2種類以上の異なるデータソースからデータを組み合わせる方法で、表の結合が1つのデータソースの異なる表で実行されるのに対し、2つのデータソースから行レベルの結合ではなく、各データソースにクエリに送信し、その結果を共通のレベルに集計します。
- データブレンドにも共通フィールド(主キー)が必要であり、メジャーでなくディメンションである必要がある。
- データブレンドでは、1つのデータが”プライマリ”、もう一つが”セカンダリ”になる。ビューに最初に追加したフィールドによってプライマリデータソースが決まる。
プライマリデデータソースのフィールドをビューで用いると、ペインにオレンジ色表示で区別で出来るようになっている、
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プライマリデータソースの表示アイコン
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セカンダリデータソースの表示アイコン
- データブレンドは、左結合と同じように機能する。プライマリーデータソースからすべての結果が返される。そしてセカンダリデータソースから一致する結果のみが返される。データソースのすべての値を結果に含めたい場合は、プライマリデータソースにする必要がある。
- データブレンドは、ワークシートレベルで機能する。つまり、同じワークブックの異なるワークシートでプライマリとセカンダリのデータソースを変えることができる。
- 複数のデータソースを利用する場合は、どのフィールドを最初にビューに追加するかよく考える必要がある。