ガントチャートの作り方と使いどころ
時系列にユーザーアクションを可視化するときなどにガントチャートが役に立ちます。
記事の内容
ガントチャート
ガントチャートは、プロジェクトのプロセス管理などによく用いられますが、Tableauではガントチャートを利用して商品の受注から発注までの期間を可視化するといったことも可能です。
Tableauのサンプルデータ:スーパーストアを用いてガントチャートを利用した、受発注期間のチャート作成方法を動画で紹介します。
動画の中で使われている関数
期間の差を算出する日付関数を利用しています。
日付関数:DATEDIFF
DATEDIFF(date_part, date1, date2, [start_of_week])
Tableau dasktop ヘルプよりdate_part
の単位で表された、date1
とdate2
の差異を返します。
- date_part=dayやweek、monthの日付単位を指定
- day1=起点となる日付
- day2=終点となる日付
- [start_of_week]=オプション
- 週の始まりと見なす曜日を指定できdate_partで”week”を指定したときに使えます。週の始まりを意図的に’Monday’や’Tuesday’にしたいときに利用します。
動画では、計算フィールド内で以下用いて、注文があった日から出荷するまでの期間を算出しています。
DATEDIFF('day',[オーダー日],[出荷日])